2016年11月03日
癌のリハビリテーション
知らなかった・・・・・・。
2010年に癌のリハビリが診療報酬の対象になっていたなんて・・・・・・。
2011年8月に右外耳道癌と診断された。
右の耳穴を切除して腹筋移植。
自慢の(?)6パックスが5パックスに。
ついでに顎関節部分切除に耳下腺と顎下腺の切除。
結果として腺を貫く顔面神経も切除されて右顔面麻痺。
オペ時間は予定の8時間を大幅に超えて15時間。
ここまではそんなに大変じゃなかった。
それなりに覚悟していたし、オペ中は麻酔で爆睡してたし。
問題はこの後だ。
2010年に癌のリハビリが診療報酬の対象になっていたなんて・・・・・・。
2011年8月に右外耳道癌と診断された。
右の耳穴を切除して腹筋移植。
自慢の(?)6パックスが5パックスに。
ついでに顎関節部分切除に耳下腺と顎下腺の切除。
結果として腺を貫く顔面神経も切除されて右顔面麻痺。
オペ時間は予定の8時間を大幅に超えて15時間。
ここまではそんなに大変じゃなかった。
それなりに覚悟していたし、オペ中は麻酔で爆睡してたし。
問題はこの後だ。
オペ後に放射線治療。
30回行うのだが治療自体は極短時間で痛くも痒くもない。
レントゲン写真みたいなものだと思ってもらうとよい。
ところが、15回目くらいから一気に味覚と食欲の低下が押し寄せてきた。
この影響で治療が終わる頃には体重が76㎏から57㎏まで減少。
体重減少イコール筋肉減少イコール体力低下。
そりゃそうだ、ほとんど口から食物が入らないのだから。
体力低下を補おうにも個人では運動する気力も僅かなもの。
それでもエクササイズ用のゴムなどでささやかな抵抗を試みるも効果は・・・。
週末は外出許可を取って街中を10㎞くらいうろつく。
しかしこれもまた運動負荷としては不十分だった。
結局、4ヶ月の入院を経て退院する頃には臀部の盛り上がりは皆無で真っ平らに。
寝たきり老人の皮膚の垂れ下がったシワシワの見事なヒップ。
退院後に趣味のスキーで何とか人並みのヒップに戻すも、
当初は駐車場からゲレンデまでスキー板担いで歩くのもきつかった。
入院中、病院のリハビリで運動できたらなとつくづく思っていたものだ。
けれど当時は、癌の運動療法は診療報酬の対象外だと思い込んでいたので、
こちらからリハビリしたいと言うこともなく、病院から「リハビリしてみませんか」もなかった。
リハビリの目的は予防、回復、維持、緩和などであることは言わずもがな。
ところが、これを個人レベルで行うことは、いくら専門知識があったとしても気力が付いて来ない。
やはり客観的な他者の助言や指導、仲間が必要。
心が楽しくないと、心を支えてもらわないと身体は動いてくれないのだ。
独りでリハビリなんてのは絶対無理。
2年間の化学療法については、それなりの副作用に襲われたが、
スキーやカヤックなどの楽しいリハビリで何とか乗り切ることができた。
楽しくなければリハビリじゃない!
これが昔も今も持論だ。
きついだけ、痛いだけのリハビリはナンセンス。
今後、癌患者に対して楽しいリハビリが適切に行われることを切に望みたい。
30回行うのだが治療自体は極短時間で痛くも痒くもない。
レントゲン写真みたいなものだと思ってもらうとよい。
ところが、15回目くらいから一気に味覚と食欲の低下が押し寄せてきた。
この影響で治療が終わる頃には体重が76㎏から57㎏まで減少。
体重減少イコール筋肉減少イコール体力低下。
そりゃそうだ、ほとんど口から食物が入らないのだから。
体力低下を補おうにも個人では運動する気力も僅かなもの。
それでもエクササイズ用のゴムなどでささやかな抵抗を試みるも効果は・・・。
週末は外出許可を取って街中を10㎞くらいうろつく。
しかしこれもまた運動負荷としては不十分だった。
結局、4ヶ月の入院を経て退院する頃には臀部の盛り上がりは皆無で真っ平らに。
寝たきり老人の皮膚の垂れ下がったシワシワの見事なヒップ。
退院後に趣味のスキーで何とか人並みのヒップに戻すも、
当初は駐車場からゲレンデまでスキー板担いで歩くのもきつかった。
入院中、病院のリハビリで運動できたらなとつくづく思っていたものだ。
けれど当時は、癌の運動療法は診療報酬の対象外だと思い込んでいたので、
こちらからリハビリしたいと言うこともなく、病院から「リハビリしてみませんか」もなかった。
リハビリの目的は予防、回復、維持、緩和などであることは言わずもがな。
ところが、これを個人レベルで行うことは、いくら専門知識があったとしても気力が付いて来ない。
やはり客観的な他者の助言や指導、仲間が必要。
心が楽しくないと、心を支えてもらわないと身体は動いてくれないのだ。
独りでリハビリなんてのは絶対無理。
2年間の化学療法については、それなりの副作用に襲われたが、
スキーやカヤックなどの楽しいリハビリで何とか乗り切ることができた。
楽しくなければリハビリじゃない!
これが昔も今も持論だ。
きついだけ、痛いだけのリハビリはナンセンス。
今後、癌患者に対して楽しいリハビリが適切に行われることを切に望みたい。
Posted by 車中泊 at 00:00