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2015年03月26日

北海道限定スタッドレス インプレ

北海道限定スタッドレス インプレ

氷結路性能に特化したという北海道限定スタッドレスタイヤ iceGUARD Evolution iG01。
本日今シーズンの役目を終えて夏タイヤにバトンタッチ。
さて、その謳い文句の性能はどうだったのか。

ちなにみ、今シーズンの南国は全国的に大雪の中、記録的(?)な小雪。
一時的にそれなりに降雪があるも、その後の暖気ですっきり融けてしまうことの繰り返し。
なので、例年以上に乾燥路走行が多かった。




コンパウンドは現在市販されているほとんどのスタッドレスより柔らかい。
その柔らかさは指で触ってすぐに判る。
しかしながら、この柔らかさが両刃の剣と化す。

氷結路でのトラクションと制動はなかなか優秀で十分に満足できるレベルだ。
鏡面仕上げの路面では、他車が発進に難儀するのを横目にスーッと発進。
ブレーキングでは当然滑ることもあるが、その滑り方もズ・ズ・ズといった減速感を伴っている。
車検の代車で乗ったエクシーガに装着されていたBSのVRXはツルッと瞬間的に加速する感じ。
身体の緊張感が全く違う。

その反面、コーナリングはwwwなレベル。
前車と同様な速度でコーナリングすると自車だけ微妙に四輪ドリフト。
まぁ、このドリフトも事故に繋がるような滑りではないが。
また、直進性能が良いがためについついオーバースピードでコーナリングしてしまうことも。

コンパウンドの柔らかさとサイプパターンは氷結路での直進・制動に効果的であるのに対して、
コーナリングではコンパウンドが腰砕けとなり、サイプが横Gに対応しきれていないようだ。
それでも、カタログにはiG5よりもコーナリング性能12%上回ると記されている。
これが本当だったらiG5かなり怖いぞ。
個人的な経験ではiG30でさえ、もっとしっかりしていたはずだったんだけど。

乗り心地はVRXのしっかり感に比べるとだいぶソフト。
以前、最もお気に入りだったトーヨーのガリットG30に似ている。
けれど、G30のフワフワ感はなく、よりコンフォートな乗り心地。
トーヨーG5で気になっていた高周波音も抑えられていて、耳障りな感じはそんなにない。

コンパウンドの柔らかさで気になるのが減り。
11月から4ヶ月弱で約6100kmの走行。
前後とも溝が8.1mmから7.2mmと0.9mmの減少(トレッドセンターで計測)
フロントショルダーはリヤに比べるとさすがに減っていたが。
減りだけみると3~4シーズンは履けそう。
ただ、コンパウンドの劣化は未知数なので、どかまで使えるか・・・。

現時点では、コーナリングにさえ気をつければ総じて使えるスタッドレスかと。
VSCとか付いている車ならもっと安定して走れるか。


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Posted by 車中泊 at 22:15