遊び隊

新規車中泊ポイント。

以前からこの場所は知ってはいたけれど、何故か車中泊時に思い浮かんでこなかった。

なかなか良いぞ。

綺麗で立派なトイレ（軽トラの後ろ）＆東屋完備。

眺望も良好。

寒くなくて風が落ち着いている時だったら、東屋であずましく呑めるなぁ。

しか～し、この日は風が強くお外でのんびり呑む状況ではなかったので車中呑み。

今宵のお供はお久しぶりの「あさ開」とお初の「陸奥八仙」でどちらも特別純米。

同じ特別純米でも味わいは異なる、と言うのは呑兵衛の常識ですな。

「あさ開」はスッキリ系で「陸奥八仙」はまったり甘系。

なんか最近、「陸奥八仙」の知名度が上がってきているようだ。

正直、自分は「陸奥八仙」の名前は薄ら知ってはいたけれど、
南部系だと「桃川」に手が伸びていた。

「陸奥八仙」なかなか良いお酒です。



東屋からの風景。

ちなみに火気厳禁！



今年も定番の新岡温泉で朝風呂。

朝6時営業開始かと思ったら



朝6時半からになっている。

しばし時間を潰していると、お一方が6時10分頃に当たり前のように入っていく。

えっ、入れるの？

続いて中に入る。

常連ルールなんだろうか。

おっと、料金も以前の倍の400円に。

それでも格安だ。



何やら張り紙が。

どうやら天下のNHKからお墨付きを貰ったようだ。

お墨付き無くても良い温泉ですよ。



湯船から溢れ出るドバドバの湧出量。

トド寝したら気持ちよさそうだけど、他のお客さん居たらよそ者はちょっとね。



ここからは津軽物産紹介コーナー。

津軽に来たらこれは外せません。

大鰐の長もやし（豆もやしとは言いません）。

大鰐温泉郷で温泉熱を利用して栽培されている、通常のもやしとは一線を画す絶品もやし。

長もやしを油揚げと醤油、酒、みりんでごま油で炒めるのが大好物。

炒めてもシャキシャキ食感は変わらず、甘みも増すので調味料は香り付け程度。

この長もやし炒め、ハルヒサ君の大好物でもありました。

以前、我が家に遊びに来たと時に（当時はこちらでも入手可能だった）振る舞ったところ、
「ちょっと食べていい」と言って、まだ食事の支度中なのにガッツリつまみ食い。

てか、半分本気食いだったな（笑。

これ、味噌汁も美味いんですよ。



あきもと製麺の幻のそば。

個包装されていない玉売りで、10個買ったら1個おまけしてくれた。

個人的には三忠食堂（美味しんぼにも載った）の津軽そばがお気に入り。

けれど、今はお持ち帰りNGなので・・・。

でもね、この幻のそばもなかなか美味い。

そばと言ツルコシが最重要と思われがちだが、それ系のそばをお好きな方はご遠慮を。

ヘタしたら「このそば伸びてんじゃねーの」となってしまいますので。



かがや製麺の細切り超極細麺。

ゆで時間なんと40～50秒！

茹で上がったら速攻で食さないと伸びてしまうので要注意。

スープは戸田久のあっさり系のにぼしだし志那そばスープがベストマッチ。

昔、弘前の飲み屋街で呑んだ後に締めでよく食べてた。

注文してすぐに出てくるのが呑兵衛には良かったなぁ。

最近は極にぼ系が流行のようだが、正直自分は苦手。



ちょっと目に付いたので買ってみた焼き干しラーメン。。

焼き干は非常に手間が掛かるので一般にはあまり目にしないある意味幻の逸品。

さて、そのお味はどうなんでしょうか。



弘前市民で知らない人はいないんじゃないかと思うほどのソウルフード。

中三（なかさん）デパートの地下にある味噌ラーメンなので通称中みそ。

生麺のは以前買ったことがあるけれど、まさかインスタントの袋麺にまでなっていたとは・・・。

赤味噌ベースで野菜の甘みがスープ全体を覆っているような味わい。

さて、その再現性はどうなんでしょうか。



メッチャ好き、と言うほどではないが、なんかたまに食べたくなるのが味噌カレー牛乳ラーメン。

青森にいた頃はお店で味噌カレー牛乳バターラーメンを食べてたっけ。

さて、その再現性はどうなんでしょうか。



けの汁という津軽の郷土料理。

根菜や山菜を細かく刻んで煮込んだもの。

これを作ろうとすると下処理がけっこう大変。



同じようなもので、世間的にはねぶた漬けが知られているが、
個人的には弘前にある鎌田屋の津軽付けが一番だと思っている。

イメージ的には松前漬け（全国区だからね）と言うとわかりやすいか。



津軽せんべい。

せんべいと言うと全国的には南部せんべいが有名だが、
個人的には津軽せんべいを強く推したい。

幼少期から津軽せんべいで育ち、せんべい＝津軽せんべいとして生きてきた。

東京に出てから南部せんべいほどの知名度が無いことを知って愕然としたものだ。

元津軽衆としては絶対に南部に負けてはいけない！

どこが違うの？と聞かれても困るのだが・・・。



ハイ、十三湖のしじみです。

身がふっくらと大きく良い出汁が出るんですよ。

南国に来てからも地元のスーパーでどこそこ産とか言うしじみを食しましたが、
殻の大きさに対して身が小さいんですよ。

知り合いなんか「しじみは出汁を取るだけで身は食べない。だって小さくて食べにくいから」



おっと、これはお初の豆腐バー。

お味はブラックペッパーやらバジルやらけっこうな種類が売られていた。

で、たった今ブラックペッパー味を食してみました。

悪くはない。

お味はやや控えめで他の食材と合わせやすい味付けか。

食感は木綿豆腐をさらに絞って水気を抜いたような感じ。

カッテージチーズ的な使い方やスライスしてオリーブオイル掛けてのおつまみなんかも。

アレンジ性はありそう。

よく判らんけどタンパク質は10g摂れるそうな。



大トリはかくみつ食品のちゃわんむし風卵とうふ。

やや甘めの味付けで、これ大好きなんですよ。

南国でも手に入らないことは無いんだけど、約110円のが140円とか160円と高いんです。

たかだか数十円とは言えね。

でも賞味期限短いから大人買い出来ないのが悲しい。




今回はかなりの長文となってしまいました。

ここまでたどり着いた方はものすごく辛抱強いお方かと。

お疲れ様でした。