インナーも初めて吊るしてみた。
が、このインナー幅255㎝×長さ210㎝と大き過ぎ。
この状態だと土間部分の長さが100㎝程度しかないため狭すぎる。
インナーはバックルで簡単固定。
インナーを50㎝ほど後退させてみる。
感覚的にあまり変わらず窮屈感ありあり。
さらに50㎝ほど後退。
まぁ、これくらいであれば何とか落ち着きも出てくる。
けれど、この状態だと就寝スペースが100㎝×255㎝と2人就寝困難。
しかもインナーの形状グチャグチャ。
就寝時にはインナーを広げる必要がある。
やはりオープンエアが一番落ち着くなぁ。
でも超初心者にはちと厳しいかも。
メガ+コールマンのファッドX3 or スノピのランブリ3の別棟方式の方が良いかな?
オアシス ファミリーの最大の美点が換気機能。
任意の大きさに開口部を設定可能。
大きな庇に覆われているので雨が吹き込む心配はまず無い。
以前、6人が入り込んで炭火やら多数の火器で火遊びをしたことがあるが、
この換気性能のおかげで死者が一人も出ることなく楽しめた(笑。
あくまでも換気に最大限の注意を払った上での自己責任であることをご承知頂きたい。
ディナーで使う炭火が熾きるまでタイの昆布締めを肴に一杯。
プリッとした食感が昆布の旨みを纏ってネットリした食感に変身。
醤油よりも塩で食すのが吉。
魚介系の苦手な私だが、条件付きで食すことのできる魚介がある。
ウナギ、タイ、舌平目、ハモ、スズキ、ノドグロ、八角など、
クセが少なく生臭みの無い白身系はむしろ好物でさえある。
ただし、どれもこれも高級魚のため、口に入る機会はほとんどないwww。
炭火が熾きてからは半額セールの牛タンや和牛でプチ贅沢。
その他は冷蔵庫の有り合わせ。
快晴の天気の中大沼も次第に暮れなずんでいく。
【5月24日(土)】
早朝5時前、パラパラとした雨音で目が覚める。
幕体の中で聞いているとそこそこ降っているように感じるも、
外に出てみると案外小雨。
前回のキャンプよりはだいぶ暖かくはなってきているが、
それでも幕体内温度は7℃とそれなりに冷え込んでいる。
WGストーブとマナスルヒーターで暖を取りコーヒーを淹れる。
換気口を絞ることでほんのりとした暖かさが満ちてくる。
メガの寒さとは別世界だ。
6時過ぎにややうねりのある湖上へ。
駒ヶ岳の残雪もあと少しのところまできている。
湖畔の木々もようやく新緑を纏い始めた。
北緯42度の標で一休み。
小一時間ほど漂った後幕体に戻ってもうひと寝入り。
8時を過ぎた頃に話し声と物音で目が覚める。
私のテレマークのお師匠さんでもあるKさんだ。
車から降ろした画像の低のうち、青色のシットオン以外はKさん作。
特にビルダーを標榜してはいないが、カヤック仲間から頼まれて、
これまでに20艇以上は作成している。
ちなみに材料は耐水ベニヤ板。
内部はグラスで固めて強度と耐水性を確保。
仕上げは工芸品のような曲面が美しさを醸し出している。
スターンは一般的なシーカヤックのようなせり上がった形状ではなく緩やかにスラント。
ここに収納可能なスケグを装備。
どこかの誰かが作った欠陥3分割シーカヤックとは大違いだwww。
この後20人ほどが集まり、シーカヤックの体験乗艇会が開催。
初めての初心者も多数いたので、知らないうちに私もパドリング講習のお手伝い。
あなたにおススメの記事