BBR8.9 インプレ
第一印象、持って重く履いても重い。
しかもホットワックスをスクレーピングしてなかったもので、しばらくは滑っても重いの三重苦。
どれどれと重さを量ってみた。
画像左から
ロシ Powder Bird 176㎝:2.7㎏ T2に比べると安定感があり、高速でアルペンと勝負も可能。
ロシ T2 176㎝ :2.4㎏ 持っても滑っても軽く軽快感抜群も高速はやや苦手
K2 moto cross 176㎝:3.4㎏ これが一番重量あるけど滑って重いと感じない
サロ BBR8.9 167㎝:3.1㎏ ビンディング950gと軽量なのに・・・。
オガ KC-RV 170㎝:2.8㎏ 軽いのに張りがあり高速で身体を前に投げ出してもOK
こうして見るとBBR8.9ってそんなに重くはない。
見た目の感じが重さを強調してしまっているのか。
ゴンドラ一本目はゲレンデ条件良好もワックスの影響と、ほとんど緩斜面のロングコースのみなのでスピードに乗ることができず。
二本目以降は余分なワックスが多少剥がれたこともあってスピードアップ。
と言っても高速までは出ません。
中速+α程度でのインプレ。
先ずは深雪。
ゲレンデは一面10~15㎝程度の新雪も、ゲレンデの端には圧雪車が通っていない30~40㎝の深雪。
通常の板では途中で沈んでラッセルするようなところでもしっかりした浮力があり。
また、食い荒らされた凸凹の雪面でも、その重量感からかガンガン突き進んでくれる。
深雪の中でのショートターンも軽快とまでは言えないが意のままに可能。
お次は圧雪。
昼近くにもなると新雪はほぼ食い尽くされて圧雪状態に。
どれどれ、カービングやってみましょうか。
カービングでの加速感はあまり感じられないがとても素直。
R12.3mとなっているが、ズレも適度にできて角付けや踏み加減でミドル~ロングまでそれなりにこなす。
アルペン小回り系のように回り過ぎて疲れるというようなことはない。
気になる点。
第一にはやはり重さ感。
筋力に自信の無い人や軽快感を求める人は弟分のBBR7.9がお勧めかも。
この板にもう少し軽快感があったらなぁ。
第二にポジション。
この板、若干踵寄り(後傾ではない)の加重ポジションが吉。
ポジションのスウィートスポットは案外狭いか。
トップ加重を意識的にしようとすると前方につんのめるような感じあり。
身体を前に投げ出すようなレーサー的な滑りはちょっと怖い。
トップの張りはそんなに弱くはないんだけど。
第三にトップ形状。
深雪でナロースタンスで滑っていると、トップがぶつかってカチカチする。
まぁ、いずれも慣れの問題の範疇と思われる。
今後滑り込んでいったらまた違う感想になるかも。
※上記はあくまでも個人的な感想です。
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