巷では車中伯が流行っているみたい 車中泊の車中泊遍歴
HNが車中泊なのに、忘れた頃にしか車中泊をしない車中泊です^^;
↑ なんかややこしいな。
車中泊を始めたのが30年くらい前。
その頃は乗用車での車中泊なんて幕体買えない貧乏人がするようなイメージがチラホラ。
車中泊と言えばキャンピングカーが流行りはじめていた頃。
一応幕体は持ってはいたんですよ。
チャリで日本一周した時に買ったダンロップ4人用と、コールマンの6人用の幕体。
それとオガワの自立式シェルター。
設営・撤収、特に早朝の濡れた幕体がね・・・。
その頃は北海道に移住したばかりで、とにかく道内を走ってみたかった。
ホテルや旅館だと費用が嵩むし日程に時間的な縛りが出てくるので、結果として車中泊を選択。
そうこうしている内にキャンカーの快適な就寝とFFストーブに強く憧れを持つようになり、
気が付いたらダットラベースの地球防衛軍のようなキャンカーを買い込んでいた。
しばらくはキャンカーの恩恵である心地よい就寝と冬場のスキー場でFFストーブの日々。
だけどね、乗り回して3~4年だろうか。
軽にも置き去られる発進のトロさやリッター5~6㎞の燃費の悪さ、
回転半径6.3mの取り回しの悪さや全高2.7mのボディーの洗車、
2.5トンの車重を駆動する2.7リットルガソリンエンジンのドライバビリティーの悪さ、
こうしたデメリットがボディーブローのように心身を蝕んでいった。
なんか面白くなくなってきたなぁ~。
そんな時に初代モビリオスパイクのラゲッジに一目惚れ。
超フルフラットでラゲッジ長180㎝!
で、気が付くとキャンカーを売り払ってスパイクをゲット。
ただ、何を血迷ったのかFFをチョイスしてしまっていたんですね、厳冬の北海道で・・・。
案の定、雪の駐車場やちょっとして泥濘路面でのスタックに何度か遭遇。
そんなある日、カミさんのSGフォレスターでも車中泊ができることを発見。
若干セカンドシートを畳んだ時に傾斜があったけれど何とか許容範囲。
気が付いたらSGフォレスターをゲット。
燃費はあまり良くなかったけれどキャンカーに比べたらほぼ倍の好燃費。
やっぱ、雪国の車は四駆で走りが楽しくないとね。
それからは快適な車中泊環境を手に入れるためにあれこれ試行錯誤。
ウインドウやバックドアの防虫ネットやラゲッジ延長ボード、
就寝時に荷物を載せられる足元用の台などなどの自作。
中でもお勧めなのがラゲッジ延長ボード。
フロントとセカンドシートの間の空間を埋めるエアバックなんかが売られているが、
あれは息で膨らませようとすると、とんでもない労力を要する代物。
電動空気入れを使うとしても五月蠅い。
このボードだと吊るすだけ。
使わない時は薄いので収納に困ることもない。
ポイントはフロントのシートバックにロープが喰い込まないよう端材なんかでガードが必須。
ボード下の空間も有効活用可能。
ちなみに私は175㎝で、現車のインプだと脚を伸ばせるがつま先は伸ばせない。
けれど、横向きで寝るのが大好きなので、この姿勢だと必然的に脚が曲がる。
なので、全く不自由を感じたことは無い。
SGフォレスター時代の自作防虫ネット。
見栄えは良くないけれど、十分に実用性がありました。
ただね、車中泊の世界でもとんでもない輩が増殖しているようで、
道の駅やキャンプ場でも車中泊禁止のところが増えているみたいだ。
30年くらい前から言われてはいたんだけどね。
あるキャンプ場のオーナーは
「キャンカー含めて車中泊の人はマナーが悪いので、ウチでは受け入れてません」
はっきりと断言しているくらいだ。
さて、次の車中泊はいつになるんだろう。
あなたにおススメの記事