チセヌプリ 規制が厳しくなっていた

車中泊

2017年01月04日 20:20



スキーにスキンを貼って登坂の準備。

気温-3℃でほぼ無風のまあまあのコンディション。
新雪は6~7cmくらいと寂しいが、無いよりマシか。



キャットスキーの雪上車が走っているのでセンター斜面は踏み固められている。
雪上車がいつ来てもいいようにできるだけ端を登る。

気温が低くないのでヘルメットから汗が滴り落ちてくる。
それでも今回はドライアンダーを着たので衣類が肌にベタベタすることもなく快適だ。

と、スノーモービルに乗った外人さんに呼び止められた。
「下にあった看板見ませんでしたか」
看板らしきものはあったが下を見て歩いていたので何が書いてあるのかは見なかった。
「ここは雪上車が走るので奥の沢を行ってください」
何やらここを買い取った会社がフリーの山スキーヤーを締め出しにかかっているようだ。

奥の沢とは、チセヌプリフリークにしかわからないと思うが、登り方向で左側の沢のことだ。



この画像で説明すると、以前のセンター圧雪ゲレンデから滑走方向右側の斜面がこれだ。
チセヌプリフリークにはもうお判りだろう。

本来ならこの斜面の上を登坂している筈なのに、こんな辺鄙なところを登らされている。
しかもある程度の標高を登ったところで無念の沢下り。
スキンでの下りはけっこう大変なのに・・・。

ここからもう少し行ったところで心が折れた。
本来ならもうリフト降り場に着いている筈なのだが・・・。

大した斜度も無い深雪をズブズブと滑り降りる。
面白さ皆無。
こんなに汗流したのにこの仕打ちか。

どうやらチセヌプリはキャットスキーを楽しめるお金持ちだけのものになったようだ。
これからしばらくはスキンも出番なしかな。

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